従業員数5名程度の工務店事務所のテレワーク環境を構築しました。
今回は東京都の事業継続緊急対策(テレワーク)助成金案件です。
<ハードウエア>
YAMAHA RTX1210ルーターと3台のノートPCを増設です
なんてことはない構成だったのですが、引っかかったのはESETというウイルスチェッカーが事務所のPCにインストールされているためでした。
社内で疑似環境を作成し、確認済だったのですが。実際に導入してみると外部から各自のPCに接続できません。
しかし、サーバーには問題なくアクセスできました。
色々調べた結果、ESETが外部からの侵入をブロックしていました。
ESETを停止するとリモートからアクセスできるのです。
対応方法は、ESETの「ネットワーク保護」の「ファイアーウオール」の設定を一時的に「ルール付き自動モード」→「対話モード」に切り替えて
VPN接続を行うと、ポップアップで通信を通すかどうか聞いてくるのでそれで個別にOKして、ちゃんと通信ができるようになったらESETのファイアーウオール
のモードを元に戻しました。
あと、テレワークの助成金案件は、余裕な事務手続きが発生することを想定した見積もりを提出することをおすすめします。
決定通知書が来るまでに、何回も見積書に記述していない種類の資料の提出を求められました。
インフラ構築を専門に行なっているような企業なら、あたりまえに知っているのでしょうが。
弊社のような零細企業で、助成金関連の案件が初めての会社は、そんなこと知りませんからね。
ただ、サラリーマン時代に役所案件の大変さは聞いていましたので・・・
納品ドキュメントの文書中の「てにおは」まですべてチェックするとのこと。
どれだけ余分な工数がかかるんだろうと、思っていました。
なので、そのへんを考慮していたので大事には至りませんでした(😁)